ヘアカラーの色落ちが早いのはなぜ??①

こんにちは!
アシスタントの大橋です!
美容室でカラーをした時にこんなこと思ったことは無いでしょうか??

「せっかく美容室で綺麗にして貰ったのになんだか色落ちが早く感じるなぁ」

「いつも3日~1週間くらい経つと色が抜けてしまう」

美容室でカラーをされている人は多いかと思います。
そこで
「ヘアカラーの色落ちが早い原因」
について今回話させて頂きます!

○ヘアカラーの色落ちが早い原因は??


ヘアカラーの色落ちが早い原因は主に3つあります!
それは

・髪のpH(ペーハー)によるカラー剤の流出

・CMCが不足している

・過酸化水素などの薬剤の残留

この3つの原因がカラーの褪色の大きな原因とされています!
1つずつ説明していきます!

○pH(ペーハー)について

皆さんはpH(ペーハー)という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
学校で理科の授業などでたまに出てきたりしていましたね。
実は美容室の現場ではこの言葉が頻繁に使われています!

このpHを簡単に説明すると、

水溶液の性質を表す単位

になります!

例えばですが重さを表すのに「g」(グラム)
を使いますよね?そんなイメージです!

水溶液の性質を知るために必要な単位と言うわけです!


そのpH値は水溶液のどんな性質を教えてくれるかというと

・酸性

・中性

・アルカリ性


ということを教えてくれます!

例としてあげると

・レモン汁は酸性

・お水は中性

・石鹸はアルカリ性


となっています!

○pH(ペーハー)は髪とどんな関係があるの??

人間のお肌は弱酸性の状態が、最も安定した状態です!

洗剤や石鹸で手を頻繁に洗うと肌荒れして大変なことになりますよね??
実はこれは髪の毛でも同じことが言えます。

それは

髪も素肌と同じ、弱酸性

だからです!

髪は「アルカリ状態」のままだと、すごく負担になってしまいます。

そのアルカリ状態になってしまう原因にあるのが

・「美容室でのヘアカラー」

・「自宅でのセルフカラー」

になります。
大きな原因としてこの2つが一般的かなと思います!
これにより、先程説明に上げたように髪の毛のpH(ペーハー)が上がってしまうのです。
カラー剤やパーマ剤などの薬剤には「アルカリ剤」が含まれています。

そのアルカリ剤により髪の毛が膨潤します。
膨潤すると髪の毛の一番外側にあるキューティクルが「開きっぱなし」に、なってしまうのです。

キューティクルが開きっぱなしということはフタをしていないようなものなのでヘアカラーの色素やトリートメントの栄養分なども流れ出てしまいます。
なのでカラーやパーマをした後は

「アルカリ性から弱酸性に戻す」

これがとても大切です!
弱酸性に戻ることでキューティクルは閉じ色素が安定してくれます!
美容室でのヘアカラーの場合はアルカリ状態→弱酸性に戻す施術を行っているかと思います。
しかし、自宅でセルフカラーではなかなかこの施術ができないかとも思います。
なので、色が長持ちせず、すぐに色落ちしてしまいます。

大切なのは薬剤による施術の

「アフターケア」

です!

○CMCが不足するとヘアカラーの「色落ち」が早い!

髪の毛にはCMC(細胞膜複合体)というものが存在しています。
このCMCがどんな働きを持っているのか
簡単に説明すると、

・髪の毛の細胞同士を接着して剥がれにくくしてくれる

・薬剤(カラー剤やパーマ剤)の通り道を作ってくれる

というような働きを持っています!
美容室で行うトリートメントはこのCMCの補充が一般的ですね!


CMCが不足する原因は主に「ヘアアイロンなどの熱」があります。
毎日アイロンを使用しているひとは熱によりCMCを奪っているということです。
なので、定期的にトリートメントでCMCを補充してあげる事が大切ですね!

そして、

CMCが不足している状態でヘアカラーをすると、色がすぐに抜けてしまいます。

CMCは接着としての機能だけでなく、薬剤の通り道を作る働きも持っています。
通り道とは髪の毛の隅々までカラー剤などを届けてくれることです。

CMCが足りないと、カラー剤の発色が髪の中にまで行き届かず

表面でのみの発色

になってしまいます。

そうすると、洗うとすぐにカラーが落ちるということになってしまいます。

○ヘアカラー剤などの薬剤残留

最後に説明させて頂くのは薬剤の残留です!

ヘアカラー剤には
「過酸化水素」
というものが含まれています。
これはパーマ液の2剤にも含まれています。

カラー剤に 含まれている過酸化水素の役割は、

・髪のメラニン色素を分解して、脱色

・染料を酸化重合して発色

という役割があります。
(ちなみにパーマの2剤に含まれる過酸化水素は、パーマ1剤で還元した髪の中のS-S結合を酸化して、再結合させる役割をします)

カラーやパーマの施術の際には欠かせないものなのですが、髪に残留すると色落ちの原因になります。

それは
残留している過酸化水素がメラニン色素やカラー剤を分解
してしまいます。
そして、「カラーの色が早く落ちてしまう」
という現象が起きてしまいます。
なので、過酸化水素も、必ず除去する事がヘアカラーの色落ち防止に役立ちます!
さて、今回は

「何故ヘアカラーの色落ちが早くなってしまうのか??」

その原因について話させて頂きました!
少し、専門的な所ではありましたが
色落ちする原因が色々と見えてきました。
そこで次回は、今回上げた3つのヘアカラーの色落ちの原因

・髪のpH(ペーハー)によるカラー剤の流出

・CMCが不足している

・過酸化水素などの薬剤の残留

この3つの原因に対しての具体的な対策について話させて頂こうかなと思います!
もし良ければ次回も見てみて下さい!!

DADA CuBiC about HAIR

スタイリスト、カラーリスト、ケアリスト、アシスタントそれぞれの視点から お客様にお伝えしたい事を記事にしていきます。 髪の毛に関する事、サロンでの出来事、スタッフの紹介など記事にしていきたいと思います。 ちょっとした時に、見てくださいね!

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