老け髪と頑張りすぎ髪
老け髪と頑張りすぎ髪とは…。
トップスタイリストの小林です。
20代くらいの女性のお客様は大人っぽく見られたい方が割合的に多く感じます。
30代で年相応に見られたくなり、40代以降のお客様となると、少し若々しく見られたい方が多くなってきます。
実はこの若々しい感じというのが一番難しかったりします。
今回はこの若々しいく見える髪型について解説していこうと思います。
人には老化と加齢があります。似ているようで違う2つの言葉の意味から説明していこうと思います。
老化とは、疲れきった細胞がどんどん増えていく状態です。
加齢とは、言葉の通り年齢を重ねるということです。
なので加齢は止められません!
老化も完全にには止めることはできませんが、日々のケアによって遅らせることができます!
髪の毛も日々老化しています。なので30代半ば過ぎから髪質に変化を感じる方が増えてきます。
- ダメージしやすい
- 細毛
- 癖が強くなった
- ボリュームが出づらいなど
これらを無視していると完全に
老け髪
になってしまいます。
では20代の方と同じような髪型にしたらどうでしょう?
これはいわゆる、
頑張りすぎ髪
正直無理しすぎていて逆効果です!
大人の女性にはその年齢にあった若々しく、美しい髪型があります。
ポイントは
- 艶
- ボリューム
- シルエット
この3点が重要です。
まず1つ目は艶。
どんな素敵な女性でも髪に艶がないと疲れた印象になりやすくなり、老けた印象を持たれやすいです。傷んでいる毛先をそのまま放置していても一緒です。ヘアカラーが退色している状態を放置しているのも良くないです。
髪に艶を維持するためには、こまめなメンテナンスが必要になってきます。
2つ目のボリューム。
根本の立ち上がりが弱くなっていたり、髪の毛自体が細くなっているため髪全体のボリューム感、特にトップのボリュームが出づらくなってきます。
解消する方法としては、
- 長さを短くする。
- パーマをかける。
- スタイリング時にアイロンやマジックカーラーを使用する。
- ボリュームを出しやすいスタイリング剤を使用する。
これらが一番効果的です。
最後にシルエット。
大人の女性にオススメなのが
ひし形のヘアスタイルです!
どんな髪型かというと、前から見た時の重さを残す位置が中間くらいで、横から見た時に後頭部に少し丸みがあるスタイルです!
丸みの位置が裾にあると顔全体の重心が下に落ちている感じになってしまい、疲れた印象や老けた印象を与えやすくなってしまいます。
年齢を重ねていくと髪の毛のボリュームも減りやすく、髪自体が細くなってくるのでしっかりと形をカットでつくることで家でも再現可能なスタイルになります!
段の入れ方によってヘアスタイルの裾の厚みや、ボリューム感をカットでコントロールすることで印象がだいぶ変わってくるので、是非カッターに相談してみてください!
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