朝シャンは髪に悪いって本当?
こんにちは!
アシスタントの田邉海斗です!
朝にシャンプーをする事を、略して「朝シャン」といいます。
帰宅後にシャワーを浴びる時間のない人や常に朝シャン派の人もいると思います。
特に深く考えずに朝シャンをしてしまう人も多いと思いますが、朝シャンにはデメリットもあります。
朝シャンが髪に悪いという話を聞いたことがある人もいると思います。
しかし、なぜ悪いのか?その理由が分からない方が多いのではないでしょうか?
デメリットがある反面、朝シャンには当然メリットもあり、必ずしも悪いというわけではありません!
しかし、メリット・デメリットについてそれぞれ知っておくことが大切です。
今回は朝シャンのメリット・デメリットをご紹介していきます!
メリット
・気分がスッキリする
朝はどうしても頭がぼーっとしてしまう方も多いと思います。起きてすぐの時間帯は心身をリラックスさせるための副交感神経が活発なので、これは仕方のないことです。
しかし、そのような状態で温かいシャワーを浴びたり湯船につかったりすると、血行が良くなって、今度は交感神経が活発になります。
交感神経が活発になると徐々に眠気が飛んでいくので、頭や気分がすっきりします。
・寝癖を直せる
髪質にもよりますが、寝癖が頑固でなかなか直らないという人もいると思います。
寝癖をキレイに直すには、その部分だけでなく根元からしっかりと濡らして直してあげる必要があるので、朝の忙しい時間には十分に直す余裕がないこともあれば、逆に時間がかかりすぎてしまうこともあります。
朝シャンをすれば、髪を根元から濡らすことができるので頑固な寝癖でも確実に直せます。
・汗や皮脂によるにおいを解消できる
人は寝ている間にコップ約1杯分の汗をかくと言われています。
汗っかきの人や皮脂の分泌量が多い人は、寝起きの頭皮のにおいや髪のべたつきが気になる人もいると思います。
朝シャンで余分な汗や皮脂を取り除けば、べたつきやにおいの発生をおさえられます。
また、髪だけでなく体臭予防にも効果的なので、朝から全身を清潔にしておきたいという人にはおすすめです。
デメリット
・夜にシャンプーをしないと皮脂が詰まる
夜に髪を洗わないと、日中にかいた汗や空気中のほこりや汚れ、あるいはスタイリング剤などを落とさずにそのまま寝てしまうことになります。
これらを長時間落とさずにいると皮脂が詰まり、結果的に髪の毛の成長を妨げることになります。髪は寝ている間に栄養をつくることで成長し、健康な状態に保たれます。
健康な髪を育てるためには、頭皮を清潔な状態にしておくことが重要です。
・必要な皮脂まで洗い流してしまう
長時間放置しておくと嫌なにおいの発生源となる皮脂ですが、だからといってまったく必要ないものではありません。
人の頭皮や髪には「庇護膜」というものがあり、これは髪をダメージから守る役割を担っています。
庇護膜はシャンプーをすることで剥がれ落ちて、その再生のためには皮脂が必要です。
そして、庇護膜と同様に皮脂自体も髪をダメージから守ってくれる働きがあります。
また、必要な皮脂を洗い流して頭皮が乾燥した状態になると、それを補おうと余計に皮脂の分泌が過剰になります。
汗や皮脂を流して清潔な状態にするために朝シャンをしている場合には、逆効果になってしまいます。
・すすぎ残しが頭皮や髪のダメージに
朝シャンをする人の多くは、通勤・通学などの前の慌ただしい時間帯に行うと思います。
そうすると、どうしても洗い残しやすすぎ残しが起こりやすくなります。
市販のシャンプーの場合、洗浄力を高めたり使用感を良くしたりするためにさまざまな添加物や保湿剤が配合されています。
これらが頭皮に残った状態だと、頭皮がべたついたり吹き出物ができたり、あるいはフケなどの発生にも繋がります。
髪の汚れをシャンプーやリンスで落としたつもりでも、すすぎが十分でなければ頭皮や髪にダメージを与えてしまう可能性があります。
・十分に乾かす時間がない
特に髪の長い人や乾きにくい髪質の人だと、髪を完全に乾かしきるのに時間がかかると思います。
髪を十分に乾かさないまま半乾きの状態で放置しておくと、雑菌が繁殖して嫌なにおいが発生する原因になったり、頭皮が冷えて血行が悪くなってしまったりすることも考えられます。
また、濡れた状態の髪は紫外線や外部からのダメージを受けやすくなっています。つまり、髪を十分に乾かさないまま外に出ると、それだけでダメージヘアの原因になってしまいます。
朝シャンのメリット・デメリットについてご紹介しました!
朝シャンは確かにメリットもありますが、しっかりとポイントをおさえておかないと髪にとっては大きなダメージになってしまいます。
朝シャンをする際はしっかりとしたケアも怠らないようにしましょう!
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