絡まりやすい子どもの髪の毛に
先日、4才になる女の子がカットで来店した際に、お母さんから
「子どもの髪の毛ってどうしてこんなに絡まるんですか?もう毎日大変で…」
「子どもの髪の毛ってどうしてこんなに絡まるんですか?もう毎日大変で…」
と質問を受けました
こんにちはスタイリスト谷岡です。
確かに、子どもの髪の毛って絡まりやすく
鳥の巣みたいになって大変とお困りの方も
多いと思います。
子どもの髪の毛が絡まる原因
まず
毛穴が成長している途中なため、
しっかりとした髪が生えてきていません。
でも本数は既に大人と同じ。
髪の毛が細くて、量は大人と同じ
長ければ必然的に絡まりやすくなります。
この、特有の髪質に加え、
子どもは寝相が悪いので、枕やシーツに髪の毛が擦り付けられ、静電気がおき、朝起きたから鳥の巣が出来上がってしまうのです。
他にも
子どもシャンプー、ベビーシャンプーを使っていると絡まりやすくなることもあります。
子どもシャンプーやベビーシャンプーは石鹸系。石鹸系シャンプーは普通は弱アルカリ性でできています。
※通常の髪の毛は、phは弱酸性ですが、アルカリ性になるとキューティクルが開いて傷みやすくなります。
市販の大人用のシャンプーに比べると、香料が抑えられていて界面活性剤も比較的優しいものが配合されてため、頭皮にはいいのですが、脱脂力が強いため、髪の毛がキシついたり、パサついたりしてしまうのです。
肌にいいものが、
髪にもいいとは限りません!
『なるほど〜』って感じですね!
また、ドライヤーで乾かさないで自然乾燥してしまうことも絡まる原因の1つです。
では、これらの原因による絡まりの対策をいくつか紹介していきます。
まず、
- 子どもシャンプー、ベビーシャンプーを使う際は、コンディショナーやトリートメントを使う。
この時、なるべく少量で、
つけるのは毛先につけること!
また、髪が伸びてきて、毛がしっかりとしコシのある状態になってきたら、大人と同じシャンプーに切り替えるのもいいと思います。
次に、
- タオルドライの時はゴシゴシとするのではなく、タオルで髪の毛を挟みトントンとする感じでしっかりと水分を取って下さい。
ゴシゴシしてしまうと、せっかくトリートメントやコンディショナーをつけても絡まってしまいます。
これから冬になってくると、乾燥して、髪の毛の水分が少なくなり、静電気が起きやすくなるので、乾かす前に洗い流さないトリートメントやオイルを毛先につけてから乾かすことも絡まり防止になります。
ここで、もうひと手間
アウトバストリートメントをつけた後、全体をブラッシングすると、キューティクルが閉じてくれるのでサラサラツヤツヤな仕上がりになります。
サロンにはお子さま専用のシャンプーやトリートメントはありませんが、お子さまも一緒に使っていただけるものはいくつかあるので、お悩みの方はご相談下さい。
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